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群盲象を・・・・/篠田節子著「インドクリスタル」

2015.03.12(18:34) 1516

香港人の友達がママと一緒に日本にやってきました。
一緒にご飯しましょ、ということで待ち合わせた東京駅。
大体ここは迷子になるのですが、奇跡的に迷わず約束のお店にたどり着きました。

壱岐のウニ屋さんです。


あたしはウニと卵のどんぶり。


食後に丸ノ内線に向かう途中で東京駅の正面玄関に。
綺麗になってから初めて見ました。

わああ!きれい。
友達以上にきょろきょろしてました。








今日読み終えた本。


アマゾンより。
人工水晶の製造開発会社の社長・藤岡は、惑星探査機用の人工水晶の核となるマザークリスタルを求め、インドの寒村に赴く。宿泊先で使用人兼売春婦として働いていた謎めいた少女ロサとの出会いを機に、インドの闇の奥へと足を踏み入れてゆく。商業倫理や契約概念のない部族相手のビジネスに悪戦苦闘しながら直面するのは、貧富の格差、男尊女卑、中央と地方の隔たり、資本と搾取の構造―まさに世界の縮図というべき過酷な現実だった。そして採掘に関わる人々に次々と災いが起こり始める。果たしてこれは現地民の言う通り、森の神の祟りなのか?古き因習と最先端ビジネスの狭間でうごめく巨大国家を、綿密な取材と圧倒的筆力で描きだした社会派エンタメ大作。構想10年、怒涛の1250枚!

一気に読みました。

チャーイのことを「甘い紅茶」とか、ルンギを「巻物」とか、特にインドが好き!という人でなくてもわかりやすい言葉で書かれているというのも読みやすさの一因だったと思います。

過酷な運命半生と彼女のミステリアスな雰囲気が妖しさを醸し出すロサや、
あたし自身がインドで感じる彼らとのコミニュケーションの取り方の違いからの違和感が、
主人公の藤岡の目を通して語られていて感情移入しやすかったかな。


もちろん、ここで語られているものがインドのすべてではないけれど、これもインドという国の一部ではあるよね、きっと。

インドのすべてを語ることは至難の業、という事を、この本の中でも「群盲象を撫でる」と表現していたけれど、本当に言いえて妙。
その語りつくせない多様性やもどかしさにあたしは夢中にさせられてるんだろうなあ。
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U-zhaan著・「ムンバイなう。インドで僕はつぶやいた」

2013.03.02(06:20) 1123

ツイッターでもフォローさせていただいている、タブラ奏者のU-zhaanさんのツィッター本、「ムンバイなう。インドで僕はつぶやいた」。


インドの街と人たちとU-zhaanさんの写真入り。

まず、こんなにインド人と会話できていいなあ、という羨望があって、
自由なインド人理論に笑い、
振り回され続けるU-zhaanさんを他人事として楽しみ(失礼!)
激辛歯磨き粉を次回は見つけてみたい!などと不遜な考えを持ち、

そして、やっぱりこれだけインドに首まで、(いや、頭までか?)、どっぷりと浸かってるU-zhaanさんに憧れてしまいます。

インド人に翻弄され、カレーを食べまくるU-zhaanさんのつぶやきが、インド恋しやの気持ちを掻き立てます。

U-zhaanさんの公式サイト

タブラ演奏も聴けます。

いつか、生のタブラ、聴いてみたいな。
こちらから入ると、ちょこっと中身も見られます。


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「パイの物語」ヤン・マーテル 著

2013.02.03(17:56) 1106

「ライフ・オブ・パイ」の原作、「パイの物語」、読みました。

原作読んでから映画みると、やっぱり原作の方が数倍面白い!と思うのが常ですが(「ジュラシック・パーク」とか、「ドラゴンタトゥーの女」とか。古くて、数少ないけど)、この作品は、おそらくどっちが先でも良いと思います。

(因みに原作が先の娘は、「映画を先にみれば良かった」と申しております。)

表紙も可愛いし、





各ページの左上には、虎を連れた少年のイラストが書かれていて、虎版「狼少年ケン」みたい。


一見子供向けの冒険小説風でありながら、実はすごい歯ごたえ。


パイはどの宗教も真摯に追求しようとしているけれど、あたしを含め日本人の多くはきっと真逆。
バナナの浮き沈みにはこだわるのに、宗教の話には日本人調査員は、触れようともしません。
あの辺の、宗教にちらりと言及された時の日本人の(おそらく)戸惑いの沈黙はパイの対極になるものとしての姿で面白かったです。上手いな・・。


果たして、本当の話はどちらなのか、あのフランス人や、ミーアキャットの意味するものは?の謎ももちろんバナナは水に浮くのか?

この小説の日本版が出たときには、映画化は、ナイト・シャマラン監督で、という話があったようです。
(アメリカの映画って、会社が監督決めるのね?!)
あのシャマラン監督だったら、もっとミステリー重視の作品になったかな?

たぶん、読み方によって、さまざまな表情を見せる作品。

それを、アン・リー導演が丁寧に描いたところ、
あえてそぎととしたところ、

監督にとっての「パイの物語」がちらちらと見え隠れ。

作品の冒頭のパイの名前の由来になったプールのシーン、大好きなのですが、そうか、この言葉はこんな風に映像にしてくれたのかっ!と監督ありがとう!の気持ちになります。

逆にあの、フランス人の話は何故、なくなったのか。

あの恋は何故入ったのか。(あのくだりも好き。あの所作の意味・・。彼女は応えてないんだよね。だからこそ余韻が残る。

と、気づけば原作者ヤン・マーテルとアンリー導演の二つの「パイの物語」が絡まりあって、不思議な化学反応を、今も心の中で続けているのです。

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「島へ免許を取りに行く」

2013.01.31(08:38) 1101

図書館で借りた「島に免許を取りに行く」星野博美・著、読了。

愛猫をなくし、人間関係はズタズタ……。
何かまったく新しいことに挑んで、余計なことをくよくよ考える暇もないほど疲れたい。脳も神経もくたくたにしたい。
手が届かなそうで届きそうな、具体的な目標が欲しい。
それを達成できたら、この先も少しがんばれるような気がする……。
車の免許でも取ろうかな。
40代女子、向かったのは、
牧場みたいな自動車学校だった??。

運転は、人生に似ている!
長崎県・五島に合宿免許を取りに行った著者の、出逢いと発見。
日常に小さな風穴を開けたくなったら……。

何かができるって、こんなに楽しいんだ。
そして、人から誉められるとはこれほで嬉しいことだったのだ。
何十年も忘れていた感覚だった。
私は車という未知の世界に自分を放り込んだ。
多分、免許に救済を求めていたのだと思う。
Amazonより。

彼女ほどじゃないけど、あたしも上の子供が幼稚園に入ってから免許を取ったいわば遅咲き。
当時住んでいた金沢は「弁当忘れても傘忘れるな」の雨が多いところ。
しかも、住んでた社宅はだらだら坂がずーっと続く場所。
それで、どうにもこうにも運転できる夫に頼ってばかりじゃ生活が立ちいかない!と腹をくくったのでした。

「険しい顔して毎日通ってるわねえ」と社宅の奥様方に笑われたほど、必死でした。

星野さんはイメトレしてましたけど、
あたしもこたつに腰かけて半クラッチの練習に明け暮れたものでした。

たぶん、免許をとりに行くときって、それぞれの人にいろんな物語があるのよね、きっと。

一つ一つクリアしていく様は、さながら自分のよぼよぼ旅と似てる。
必死だけど、どこか心の中で楽しんでる。
できるようになったことが少しずつでも増えてく喜び。


そんな共感と、星野さんだからこその体験談のびっくりが織りなす免許取得の日々。

笑いあり、驚きあり、哀愁あり、愛もあり、恐怖体験もあり・・・。

中でも怖い話はほんとに怖かった!!

あれれ・・色気・笑い・哀れ・勇猛さ・恐怖・驚き・憎悪・怒り・平安、マサラ映画の9つの感情(ナヴァ・ラサ)まさにそのもの?

そう、本書はまるで読むマサラムービーのようでありました。





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お弁当の本

2013.01.22(17:50) 1095

先日のお弁当箱騒動のさなか、もにかるさんが教えてくださいました。

服部直美・著「世界のお弁当」。



韓国、モンゴル、台湾、イタリア、沖縄、ブータン、メキシコ、中国、インド・・・。

もちろん、インドから読みます。

カレーのお弁当と共に、ターメリックライスとチャパティのレシピも。
インド関係では、ほかに、お弁当配達人・ダッバワラー(本書では「ダバワラ」と記載)の仕組みについても書かれています。
ママのお弁当は、息子の仕事場までどうやって届けられるのか。

それから、南インドの方の畑で食べたお弁当のエピソードも。

著者の方は香港にも住んでいたことがあるそうで、そこでのフィリピン人の阿媽さんのお弁当のお話も。

お弁当からみえてくるいろんな国のいろんな人たちの生活。
それぞれのお弁当のぬくもりが伝わってきます。

内容がちょこっとここで読めます。

そうそう、そこにカナダの方のキャラクターランチボックスのお話がでてきます。

そういえばmeiryさんのブログで、アンティークのスヌーピーのランチボックスが紹介されていました。

どんな人がこの可愛いお弁当箱を開けたのかなあ。
楽しい歓声まで聞こえてきそう。
そして、もちろん、お弁当箱はそれ以外の使い方だってできるんですよね。
meiryさんもほほぅ!な使い方をされています。

本書でも、こんな使い方どう?のコーナーがあります。

ほかに、各国の個性豊かなお弁当箱と仲良しの水筒や小物も紹介されています。

素敵な本に出会えました。

あたしは仕事場に、冷凍物を放り込んだだけのお弁当を持っていくのですが、それでも開けるときはワクワク。


お弁当って楽しいなあ!

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  2. 群盲象を・・・・/篠田節子著「インドクリスタル」(03/12)
  3. U-zhaan著・「ムンバイなう。インドで僕はつぶやいた」(03/02)
  4. 「パイの物語」ヤン・マーテル 著(02/03)
  5. 「島へ免許を取りに行く」(01/31)
  6. お弁当の本(01/22)
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