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桃さんのしあわせ/桃姐

2012.11.09(13:16) 1034



ル・シネマにて。

梁家で60年間家政婦をしてきた桃さんが、脳こうそくで倒れ、老人ホームにはいることになります。
お世話をしていた梁家の息子ロジャー(アンディ・ラウ)に、逆に世話になることに。
桃さんが、終末を迎えるまでの日々が描かれます。

映画を見ていると、まるでドギュメンタリーを見ているような錯覚に陥ります。
アンディもピカピカのスターオーラを脱ぎ捨て、普通の中年男そのものに。
服装もぱっとせず、仕事で訪れた銀行でエアコンの修理業者に間違えられたり、桃さんと食事してると、店の人にタクシー運転手に間違えられたり。

もっとふんわりとした作品なのかな?とも思ったのですが、そこはアン・ホイ導演。
一筋縄ではいきません。

老いていくという現実を、淡々とつきつけてきます。
ロジャーの母と桃さんは同じ年、という設定なのですが、ロジャー母のほうが明らかに若くて元気。
(それがわかるシーンで、あたしも「えっ?!」と思いましたが、劇場内からも驚愕の声が上がっていました。)

桃さんをあたたかく看病するロジャーですが、最後の最後には、仕事で北京に行ってて立ち会えません。


しかし、そうした現実の一方で、ふっと笑ってしまうようなシーンもたくさん出てきます。
何より次々に出てくるおいしそうなお料理。見ているほうまで香りが漂ってきそう。
ロジャーの幼馴染みたちが桃さんと電話で話すシーンでは、どんなふうに彼女がロジャーの面倒を見てきたのかが目に浮かびます。
杖をついた桃さんが混んでる店に入っていくと、先に食事をしている客が席を当たり前のように譲る、あの香港やんのかっこいいところ。
無愛想な店員や、老人ホームを「慰問」するひとたちのあまりの割り切りようも、いかにも香港らしくて笑いました。
(あの、アーロンと共演したおそろしく背が高い女優ってくだり、のりかさん?と思いました。一緒に見ていたアーロンファンの友人はかたくなに認めませんでしたがw)

ホームの仲間の一人(チョンプイ)との関わり合いの中で、桃さんの地に根を張った生き方を感じました。
お金を誰彼かまわずせびる彼に、嘘だと知りながらお金を出す桃さん。
ただ正論を振りかざすのではなく、(酸いも甘いも噛み分ける、っていうのかな)温かい人間関係が持てる人は、本当の意味で大人の人と思うのです。

他人に厳しい人は、どこか傍でみていても苦しそう。(あの「校長」と呼ばれていたお年寄りのようにね。)
そこにはいくつになっても幼児性が垣間見えます。

オリジナルのタイトルは「桃姐」。
邦題は、「桃さんのしあわせ」。
なぜ、「しあわせ」とついているのかなあ・・・と一緒に見に行った友人と考え込んでしまいました。

温かいロジャーに世話をしてもらったことが「桃さんのしあわせ」?と思うと違和感があります。
「しあわせ」って一人称で語るのが、あたしのなかではいちばんしっくりいくからかしら。

ワイヤーアクションも黒社会も香港警察も好きだけど、こういう、普通の人の普通の日常のような作品も大好き。

ちょこちょこ顔を出す、豪華な脇役さんたち。
これまで香港映画の中で輝いてていた方たち(中でも羅蘭さんはかっこよかったなあ)が少しずつでてきてワクワクし、満ちあふれる広東語を聞いてときめきました。
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コメント
久々に香港に呼び戻されたね。
そーだね、アン・ホイってきびしいから
きれい事ではおわらないよね。


アーロンのまわりにいる背の高い女性といえば
黛林を思い出すんだけど、共演はしてない?
【2012/11/09 19:21】 | 多謝。 #KWPCzoYk | [edit]
そっか、彼女と観たのね~(*^^*)
それって、きっと、元れおぱれすだよね(爆)

丁寧な感想に、じんわりとしたよ。
アタシもきっと観れるといいな~。
【2012/11/09 21:12】 | パブロ・あいまーる #iU4puUNs | [edit]
> 久々に香港に呼び戻されたね。

ああ、これこそが、香港の映画!って久々にうれしくなりました。

> そーだね、アン・ホイってきびしいから
> きれい事ではおわらないよね。

もうねえ、きびしいのよ。
あたしは泣けなかったわ。
身につまされちゃった。


> アーロンのまわりにいる背の高い女性といえば
> 黛林を思い出すんだけど、共演はしてない?

あは~ん、そっちか?
アーロンファンの彼女が認めるかどうかは、別としてw
【2012/11/09 21:35】 | やっほー #- | [edit]
> そっか、彼女と観たのね~(*^^*)
> それって、きっと、元れおぱれすだよね(爆)

そう。彼女。
どっちかだよね。

いずれにしても背が高いw

> 丁寧な感想に、じんわりとしたよ。
> アタシもきっと観れるといいな~。

きっと見られるよ。
WOWOWとかでもやりそうだ。
それで、きっとあたしが放送教えてもらうんだよw

【2012/11/09 21:38】 | やっほー #- | [edit]
久々に?「すっごくいい!」って思える「ふつーの」映画だったよね(^^)
こういう映画、いっぱい観たい、って私も思ったよ。
アンディもステキだったし、誰より桃さんがとってもとってもいい。
観られてよかった♪

それにしてもみなさん、アーロンの、に、やけにくいついてる~(笑)
誰だっていいじゃない!!ただの映画の中のセリフよ~!
アーロンには、私って人がいるんだから\(^o^)/忘れないでね!あはは。
【2012/11/10 09:10】 | アンディ #xRS1q4qQ | [edit]
こんにちはー。
どうなのかと疑問がわく邦題が続く最近の中では、
今回は、邦題がんばってつけた方じゃないかと思います。
英語題が「A Simple Life」で、こちらの方が桃さんの人生をいいあててるけど、
「しあわせ」は『つかみ』じゃないかなと。
内容的には、こういうのがしあわせ、と押し付けているところもまったくないし。
「しあわせ」は一人称で語るもの、というのには賛成です。

羅蘭さん、ステキでしたねえ。
もしも香港に行ったときに彼女のトークでもあったら、
広東語わからなくても行きたいです。
桃さんと羅蘭が出会う、あのシーンは、香港映画をみてきた人にはプラスワンの喜びがありますよね。
【2012/11/10 09:52】 | ゆずきり #IY7bLZJE | [edit]
華さまわもちろん、ツイ・ハーク導演や秋生にチャッピーもよかったね!
華さま映画にもれなく着いてくる家棟がどこに出てたかわからなかったけど(;^_^A
映画もドラマチックな出来事があるわけじゃないけど沁みるお話だったわ!!
一緒に観たYんこちゃんがボロ泣きしてたのよぉ~

わたしわこの日二本目のちゃみこに泣かされたけど(爆)
【2012/11/10 14:04】 | ソン #- | [edit]
> 久々に?「すっごくいい!」って思える「ふつーの」映画だったよね(^^)
> こういう映画、いっぱい観たい、って私も思ったよ。

うん。
見終わってからも、いろんな場面を反芻してる。
感じ方をこちらに委ねてるこういう作品、いいなあ。

> アンディもステキだったし、誰より桃さんがとってもとってもいい。
> 観られてよかった♪

アンディの普通っぽさがいいねえ。
桃さんも、演技、素晴らしかったわ。

> それにしてもみなさん、アーロンの、に、やけにくいついてる~(笑)
> 誰だっていいじゃない!!ただの映画の中のセリフよ~!
> アーロンには、私って人がいるんだから\(^o^)/忘れないでね!あはは。

あはは。
ここは食いつくとこだよ。アンホイ導演も、そこ、議論の場面、って狙ってたと思う。

はっ!そうそう、チムの真ん中で逞しい上半身姿の彼と2ショット、撮った仲だもんねえ(笑)
【2012/11/11 06:55】 | やっほー #- | [edit]
> こんにちはー。
> どうなのかと疑問がわく邦題が続く最近の中では、
> 今回は、邦題がんばってつけた方じゃないかと思います。

こんにちは。
確かに、昨今の邦題は、ある意味、狙ってる?と思ってしまうほどのとほほなものが多いので、この作品のが発表になった時は、ホッとしました。

> 英語題が「A Simple Life」で、こちらの方が桃さんの人生をいいあててるけど、

あたしも、この英語のタイトルが好きです。

> 「しあわせ」は『つかみ』じゃないかなと。

そう考えると、この「つかみ」は成功してますね。

> 内容的には、こういうのがしあわせ、と押し付けているところもまったくないし。

そうですね。だから、時間がたっても、何回も何回も反芻できるのでしょう。

> 「しあわせ」は一人称で語るもの、というのには賛成です。

あちこちに溢れてる言葉ですが、この言葉は、深く、そして、単純だなあ、と思うこの頃です。

> 羅蘭さん、ステキでしたねえ。
> もしも香港に行ったときに彼女のトークでもあったら、
> 広東語わからなくても行きたいです。
> 桃さんと羅蘭が出会う、あのシーンは、香港映画をみてきた人にはプラスワンの喜びがありますよね。

いいですねえ。彼女のトーク、きいてみたいです。
あたしも言葉、わかりませんが。(^^;;

あのシーンは好嘢!と思いましたね。
【2012/11/11 07:20】 | やっほー #- | [edit]
> 華さまわもちろん、ツイ・ハーク導演や秋生にチャッピーもよかったね!


香港好きにはたまらないキャスティングだったね。
楽しかったわ。

> 華さま映画にもれなく着いてくる家棟がどこに出てたかわからなかったけど(;^_^A

あたしも家棟、わからなかったわ。

> 映画もドラマチックな出来事があるわけじゃないけど沁みるお話だったわ!!

じんわりと味わい続けるような作品だったね。

> 一緒に観たYんこちゃんがボロ泣きしてたのよぉ~

あああ、そっかぁ。
それぞれの心のひだに響く感じだよね。


> わたしわこの日二本目のちゃみこに泣かされたけど(爆)

うっふ~ん
どんな作品なんだろう。
原作も読んでないの。
見てみたいわ。そんちゃんを泣かせたちゃみこくんをメインに(笑)
【2012/11/11 20:30】 | やっほー #- | [edit]
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