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ボリウッド4イベントと四回目「命ある限り」

2013.05.08(23:02) 1160

シネマート新宿の『ボリウッド4』、サラーム海上の「みんなインドにしてしまえー!」公開中イベント行ってきました。

サラームさん、ナン子ちゃん、松岡さんの3ショット。
ナン子ちゃんはお顔が大きかったです。
「ナマステ~」の声が可愛かったです。
そして、美味しそうでした。



昨日は「命ある限り/Jab Tak Hai Jaan」と「きっとうまくいく/3 idiots」に日本語字幕をつけてくださった松岡環さんのトークイベントでした。






詳しい内容はこちらの松岡さんご自身のブログで。





いつも思うのですが、字幕つけてくださるお仕事って、すごいですね。
キャラクターはもちろん、作品のイメージすら左右しかねない。

今回、「命ある限り」でサマルの一人称がかわっているのですがあたしはそれを無意識に読み、無意識にその人の人物像をつくりあげているんですね。
ええ、母国語ですから。

改めてお話伺って、意識下に置くことで、字幕で映画を見る楽しみを再認識しました。

こちらは「命ある限り」見た後、参加されていた松井清花さんとおっしゃる彫刻家の方が作られた、作品です。





本当にすごく似てる!

シャールクは鷲鼻もよく見える角度でさらにパチリ。



松井さん、素晴らしい作品を見せていただきまして、ありがとうございます。

さて、四回目となれば語り尽くした感ほのある「命ある限り」ですが、まだまだ整理がつかなくて。

何故、自分はこの作品でこんなに泣いてしまうのか・・。



やはり気になるのはミラと母親との関係。
あそこをあっさり描いたのは、構成と時間の関係かもしれませんが、全てはここにある気がします。
ミラは結局、母親にも「良い人」を演じたのかなあ、と感じます。

物語としてはさらりと流しているけれど、4歳から父親以外の人を思い、12歳の時出て行った母親を、21歳であの短い時間で許せるでしょうか。
母親が不幸でも、幸せでも、割り切れない思いが渦巻いてしまうと思います。

サマルへの愛を知ったとしても、それはそれ、これはこれ。

自分なら絶対に無理だ。

ミラの21歳という年ではなく、親がその間どう思っていたか、でもなく、自分がどんなところにいても
親なんていなくたって愛されている存在だという事を芯まで実感し理解するまで、あたしは母親への想いを手放せないとおもうのだけれど。

きくところによると、条件付きでない愛情を実感して自己肯定感は作られていくということ。
それが出来上がっていないと条件付き(もしくは何かと引き換えの幸せ)でしか自分が幸福になれないと感じることが多いらしい。
いちばん無条件の愛を身近で与えてくれるのは親。

神様(目に見えない大きな存在、ともいえるかな)も親の愛情と似てる。
でも、神様は人間より少しだけ分かりにくいことばを話されるのかもしれない。
いや、あまりにもシンプルすぎて頭で考える人間は感じるのが難しいのかな。

本当は手放しで愛してくれている神様にすら、だから、ミラは交換条件を提示するのよね。

教会に通いながら神様に愛されていることを感じられない人間は、いいことの代償として、生贄をさしだしだす。

神様はどこのどんな神様だって、人より先に愛をくれてるはずなのに。

で、最終的に差し出したミラの生贄はサマルの愛という、自分自身。
決して自分が幸せになることを許さないという、見当違いの人身御供。

神様は、ことあるごとに、ほら、ほら、と幸せを差し出すのに受け取ることを拒む頑なさは、自分が愛される存在であることを認めず、自己肯定感を否定する頑固な傲慢さから来るのか。

そんなミラを、結局、サマルは神並みの愛でひきうけてきたのではないかなあ。
昔の友人が「愛とは、好きの最上級ではなくて、相手の嫌な部分も受け止めること」といったけれど、本来、それは、まず自分が自分へ向けて引き受けるべきものを、サマルはミラの分まで引き受けたのだと思うなあ。

母親が家を出てからの時間とほぼ同じ時間、身勝手なわがままを親以上に受け入れ、彼女にとって神様以上にわかりやすい愛の存在として。

それを、サマルが意識していたのか、無意識だったのかはわからないけれど。たぶん、無意識。

その姿は、監督自身の姿と重なってくるのかな、と感じるのは冒頭のことば。

よき行いも悪い行いも、全て私自身のことば。
私は全て覚えている。命ある限り。
(うる覚え)

監督自身が、全てのことを引き受けているという姿と、とてもサマルの姿と似ていると感じるのだけれど。

だから、冒頭からなみだが出ちゃうのだ。

こんな風に心を寄せて行く姿の前には

会いたくて会いたくて、とか、
星空に好きと叫んだりするどこぞの自己満足の歌なんかより、
ぐっとぐっと心の中にはいりこんでくるのです。あたしには。

だから、最後の、

シンプルな言葉で君に伝えなければ、(うる覚え)

という歌詞が沁みる。
ずっとずっとサマル・シャールクはまっすぐなシンプルな言葉で伝えていたんだよねえ。

そんなひたむきな姿と、
残酷な要求を突き付けられ傷つきながら受け止めていくシーンの、シャールクのあまりの美しさに
涙がこぼれてしまうのかもしれないなあ。
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コメント
こちらでははじめましてです 私が繰り返し思い返すのは、最後の爆弾処理でのサマルの台詞です 『祈るな、ただ愛してくれ』 あれをしたから、これをしたから、こうなったりああなったりするのではなく、私たちにできることはただ愛することだけで、そしてその結果なにがあろうとも受け入れていくことしかできない そして、その受け入れる姿勢こそが愛なのだと 愛とはきっと本来無条件なものなんですよね
【2013/05/09 00:42】 | maruna3652 #.MDwxVW6 | [edit]
このブログ、「いいね!」ボタンはどこにあるのですか?
【2013/05/09 03:13】 | bigotora #Um8TclmU | [edit]
こちらにもお運びくださってありがとうございます。

> 私が繰り返し思い返すのは、最後の爆弾処理でのサマルの台詞です 『祈るな、ただ愛してくれ』
あれをしたから、これをしたから、こうなったりああなったりするのではなく、私たちにできることはただ愛することだけで、そしてその結果なにがあろうとも受け入れていくことしかできない そして、その受け入れる姿勢こそが愛なのだと 愛とはきっと本来無条件なものなんですよね

ああ!いい言葉ですよね。

サマルの言葉はシンプルで的確なんです。

受け入れていくことって、あきらめとも違う、もっともっと能動的な感じ。

だから、やはり心惹かれるんですよねえ、この作品にもサマルにも。
【2013/05/09 11:34】 | やっほー #- | [edit]
こちらにまでいらしてくださってありがとうございます。
嬉しいです。

> このブログ、「いいね!」ボタンはどこにあるのですか?

たぶん、拍手ボタンがそうなんだと思うんです。
「いいね!」ボタン作れるのかな・・。

【2013/05/09 11:37】 | やっほー #- | [edit]
ご無沙汰です。仕事があまりに忙しくて。

そんな中「DON2」「命ある限り」を頑張って見に行きました。
なんせ各1週間、夜1回上映なので本当に必死。

香港映画体質の私には少し長かった。(基本90分なのでお許しください)
いろいろなシャーが見られて楽しゅうございました。

この2本が、字幕付きでこんなに早く日本で観られる日が来るなんて感激でした。

初日プレゼントの「命ある限り」ノートなぞもいただきました。



【2013/05/12 15:39】 | 竹 #- | [edit]
> ご無沙汰です。仕事があまりに忙しくて。

お仕事、お疲れ様です。
お忙しくされてるのかな、と思っていました。

> そんな中「DON2」「命ある限り」を頑張って見に行きました。
> なんせ各1週間、夜1回上映なので本当に必死。


上映時間、厳しいですね。
でも、見にいらしてくださったのですね。ありがとうございます。

> 香港映画体質の私には少し長かった。(基本90分なのでお許しください)
> いろいろなシャーが見られて楽しゅうございました。

確かに、香港映画になれた体にはきついですよね。

あたしも家では3日くらいかけて見ますし。
日本ではインターミッション、ないですしねえ。
(逆に2時間くらいの作品でも、インドではインターミッションがあるのが面白いですが。)


> この2本が、字幕付きでこんなに早く日本で観られる日が来るなんて感激でした。
>
> 初日プレゼントの「命ある限り」ノートなぞもいただきました。

あたしも、まさか!と思いました。
日本語字幕は格別ですね。
ノートもゲットされたのですね。いいなあ。

東京では配った気配がないのですが。
【2013/05/13 21:16】 | やっほー #- | [edit]
とても魅力的な記事でした。
また遊びに来ます!!
【2014/05/04 13:57】 | 株の勉強 #- | [edit]
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