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セルロイド/Celluloid

2013.10.17(13:15) 1274

初めて見たマラヤーラム語作品、【セルロイド/Celluloid】。

celluloid2.jpg


昔、学校の先生に
「映画のフィルムはセルロイドでできてるから、引火性が高く、よく映画館が火事になったものだ」ときいたことがあるのを,このタイトルを見たときに真っ先に思い出しました。

この作品はそのまさにセルロイドの映画フィルムが燃えるところから始まります。

マラヤーラム語初の映画を作ったJ.C.ダニエル。
celluloid3.jpg


の生涯を描いた実話。

代々の土地を売り、映画作りを試みるJ.C.ダニエル(Prithviraj) 。
ヒロインの女優を探しに行っても、出演料をふっかけられ、移動は一等車に自動車、宿泊は宮殿、という要求に、出演依頼を断念。
ダンスと芝居に魅力を見出した村の不可触民の娘に出演を依頼します。
celluloid1.jpg

やがて映画が完成し、公開初日。
村の有力者を招き上映会を開くのですが、
出席ようとした主演女優・ロージーは不可触民ということで、彼らから同席を断られます。

主演女優の出席もなく始まった映画でしたが、ロージーが高カーストの女性の役を演じたことに有力者が激怒。
結局上映は中止となります。

さらにロージーは映画に出る「売女」と非難され、村人から両親は袋叩きに会い、家を焼かれ、彼女自身は命からがら闇夜に姿を消していきました。


数十年後、映画ジャーナリストChelangatt Gopalakrishnanが変わり果てた貧しい老人になったJ.C.ダニエルを見かけ、彼の作品の行く末に興味を持ち始めるのでした。


高カーストの者に道で出会うと、田んぼに身を伏して去るのを待つという低カーストの娘が、役者として化粧をし、衣装を着けていくときの次第に輝いていく表情の一方で、主演女優でありながら劇場に入ることすら許されない現実が突き刺さります。

ロージーを演じたのはチャンドゥニという女優さんのようです。
もっと調べようとしたのですが、マラヤーナム語作品については、ネットに上がっている情報もサンダルウッド以上に少ないのを実感しました。

思っていたよりもかなり地味な作品ではありましたが、南インドの中でもまだなじみの薄いケララ・マラヤーラム語映画の黎明期を垣間見られたと思います。

予告編

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コメント
初めて聞いたわ、お恥ずかしながら^^;
江戸時代は、土佐でも上士、下士ってあったけど。
映画祭でかかったの?

重い映画だね~、ワシなら尻込みするな~^^;
こーゆうマイナーな(失礼^^;)作品?にも、
軽々とアタックするやっほーちゃん、すごいな~。
【2013/10/20 21:45】 | パブロ・あいまーる #iU4puUNs | [edit]
> 初めて聞いたわ、お恥ずかしながら^^;

ヒンドゥー教のカーストの外にあるもっとも差別された人たち、らしいよ。
あたしも深くは知らないんだけど。


> 江戸時代は、土佐でも上士、下士ってあったけど。

それ、あたし知らないわ。

> 映画祭でかかったの?

そう。
はちゃめちゃに楽しい作品からこういうのまで、奥が深い映画祭なのよ。
一年かけて見つけてきてくれたのね。

> 重い映画だね~、ワシなら尻込みするな~^^;
> こーゆうマイナーな(失礼^^;)作品?にも、
> 軽々とアタックするやっほーちゃん、すごいな~。

こういう作品とは知らなかったの。
でも見てよかった。
100年の歴史があるインド映画の黎明期、といういみでも興味深いし、それぞれの言語の映画の立ち位置も垣間見えたよ。

【2013/10/21 21:48】 | やっほー #- | [edit]
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